【マイホーム】ざっくり理解!既存住宅売買瑕疵保険とは?【中古住宅予備知識】


中古住宅を購入する場合、すまい給付金を申請する上で必要になってくる既存住宅売買瑕疵保険とは一体何なのでしょうか。一緒に確認していきましょう。

 【制度解説】既存住宅売買瑕疵保険って何?

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既存住宅売買瑕疵保険とは、購入した住居に欠陥(瑕疵)が見つかった場合には、売主や施工会社がその補修に責任を持ち、補修の際にかかる調査費用や転居・仮住まいなどの費用も購入者が負担することなく対応してもらえるというものです。

【具体的には①】保険の種類は2種類

f:id:ogasawara0001:20191124140531j:plainこの保険は売主が加入する必要があり、もし気に入った物件を購入する際に、物件にこの保険がついていない場合は、売主側に相談出来ます。

売主が個人か宅建業者かにより①個人間売買タイプ②宅建業者販売タイプの2種類がありますが、購入者側としてはどちらでも受けられるメリットというか安心は同じです。

【具体的には②】売主が宅建業者(不動産会社)の場合

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 中古住宅は、宅建業者が売主の場合は引き渡しから最低2年間の瑕疵担保責任とすることが宅地建物取引業法で定められています。

売主側での保険加入は義務付けられていませんが、責任は売主側にあるのでまず2年間は安心して住むことができます。

売主側で保険に加入している場合は、2年間or5年間の保険に加入しているはずですので、もし5年間の保険に加入していた場合は、引越してから5年間はもし欠陥があっても安心ですね。

【具体的には③】売主が個人の場合

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中古住宅を購入する場合、売主が個人の場合は注意が必要です。売主側の個人に保険加入や瑕疵責任の義務はありませんので購入時にしっかり確認しておく事が必要になります。

保険に加入していない場合は、購入意思を示した上で「既存住宅売買瑕疵保険」に加入してもらえないか相談したほうが良いです。

ちなみに保険に加入していない場合は、契約によって「物件を引渡し後3ヶ月の間は売主が瑕疵担保責任を負う」とか「一切責任を負わない」などの取り決めを当事者間同士で取り決める必要があります。

【瑕疵について】ちなみに欠陥(瑕疵)って何?

f:id:ogasawara0001:20191124141932j:plain建物の土台が腐食していて危険な状態だった。柱にシロアリが住み着いていた。内部の鉄筋が錆びていた。雨漏りがある。など、建築物の主要な部分に欠陥がある事を瑕疵があると言います。

【まとめ】改めてざっくり解説すると

中古住宅を買ってから、何か住宅に問題が起きても自分でお金を払う必要が無く、なんとかなるよっていう制度です。

この既存住宅売買瑕疵保険の証明証は【すまい給付金】の申請の際に必要になりますので購入時には必ず確認してくださいね。

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