Jリーグの各クラブが目指す国内3大タイトル(J1年間王者、天皇杯、Jリーグカップ)について取り上げていきます。
国内3大タイトルを知ると、Jリーグ観戦がもっと楽しくなりますし、毎日のサッカーニュースも理解できるようになっていくのでJリーグ初心者の方も、改めて確認したい方もぜひ読んでください。【DAZN】初月1ヶ月無料お試し
【確認】Jリーグ国内3大タイトルはこれ!
<国内3大タイトル>
1:明治安田生命J1リーグ優勝
2:天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会優勝
3:JリーグYBCルヴァンカップ優勝(Jリーグカップ)
Jリーグの各クラブはこの3つのタイトルを争って、毎年熱い試合を繰り広げています。
強豪と呼ばれるクラブになると3つのタイトルすべての獲得を目標に掲げるクラブもあります。
国内3大タイトルを完全制覇したのは2チームだけ
1つ獲得するだけでも難しいタイトルを1年で全て手に入れたチームが過去に2チームだけあります。
2000年の鹿島アントラーズと2014年のガンバ大阪です。
三冠ということは、Jリーグカップも天皇杯も最後まで戦うことになるので他のチームよりも試合数が多くハードな日程が1年間続きます。
そんな中で実力を出しきり、3つのタイトルを全て手に入れたこの2チームは本当に圧巻ですね!この時のファンは最高の気分だったはずです。
【順位】一番重要で難しいタイトルはJ1リーグ優勝!
皆様のご想像通り、国内3大タイトルの中で1番重要で難易度が高いタイトルはJ1リーグ優勝です。
J1リーグは試合数が34試合と他と比べ断然多いですし、J1の18チーム全てと2回ずつ戦って勝ち点を積み上げていかなければ優勝はあり得ません。
クラブの総合力も試されるため、J1優勝クラブは年間の正真正銘の実力のあるクラブとして認められます。
【難易度】天皇杯とJリーグカップはどうなの?
天皇杯とルヴァンカップ(Jリーグカップ)ももちろん重要ですし、優勝となると難易度は桁違いです。
天皇杯の場合は優勝までの試合数が6試合、ルヴァンカップの場合は13試合なので、J1リーグ優勝の方が難易度は高いですがそれぞれのタイトルに魅力が詰まっています。
天皇杯は大学チームや各都道府県代表チームがJ1チームに勝つというジャイアントキリングが魅力ですし、ルヴァンカップはリーグ戦で控えに回っている選手の出場機会も多く、選手起用の質やチームとしての実力が試されます。
【賞金】国内3大タイトルの賞金を比較
<国内3大タイトルの獲得賞金>
明治安田生命J1リーグ優勝…3億円
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会優勝…1.5億円
JリーグYBCルヴァンカップ優勝…1.5億
J1リーグはその他の倍の賞金が貰えますので、やっぱり注目度は高くなります。
J1リーグの優勝を経験できる選手は一握りです、そこでレギュラーを張る選手は本当に素晴らしいですし、ファンや子供達の憧れの的ですね!
【番外編】ユニフォームの星とタイトルの関係性は?
実はJリーグの規定により、星マークをつけていい条件が定められています。
優勝回数に相当する個数の星印
どのタイトルでの優勝かは定められていないので、胸に光る星マークは国内3大タイトルとACL(AFCチャンピオンズリーグ)の優勝によってつけられます。
クラブによって基準がバラバラです。例えば鹿島アントラーズの場合はユニフォームに2つ星がついておりますが、星1個で20回分のタイトル制覇を意味します、半端ないです…。
また、昨シーズン優勝した横浜F .マリノスはJ1リーグの優勝回数を表しているので星が4つに増えました。
J1の中でもまだ星がついていないクラブがいるので、ユニフォームの星からもタイトルを手にすることがどれだけ大変なことかわかります。
【王者】昨シーズンの国内3大タイトル獲得クラブは?
<2019年国内3大タイトル獲得チーム>
2019明治安田生命J1リーグ優勝→横浜F・マリノス
2019天皇杯優勝→ヴィッセル神戸
2019JリーグYBCルヴァンカップ優勝→川崎フロンターレ
昨シーズンの国内3大タイトル獲得クラブはこの3チームです。
横浜F・マリノスは15年ぶりのJリーグ制覇、日産スタジアムを沸かせました。
ヴィッセル神戸は1966年に創設し25年目での天皇杯初優勝。決勝では成熟してきたタレント軍団が息の合ったプレーで優勝常連の鹿島アントラーズを見事に倒しました。
川崎フロンターレはJ1優勝には届かなかったものの、決勝でコンサドーレ札幌と延長を戦いPK戦までもつれる大激戦を制し優勝しています。クラブの勝ち癖がついてきていますね。
2020年はどこがタイトルを持っていくのか!応援しているチームが優勝できるようにスタジアムやダ・ゾーンで応援していきましょう。