【主張】高齢者ドライバーによる死亡事故は0にできる!免許制度を見直すべき理由とは【警察統計データに基づく】

高齢者ドライバーによる事故が増えている気がします。実際のところはどうなのかを警察庁による統計データを確認してみるとともに、高齢者による事故を0にすることが出来るのかを考えてみたいと思います。

【主張】高齢者(80歳~)ドライバーによる交通事故0は達成できる!

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私からすると、免許返納が義務化されていない理由が分かりません。免許を取るのに年齢制限があるように免許返納も制限をかけるべきだと思います。そうすれば高齢者ドライバーによる事故0は達成できます!

高齢者ドライバーがいつまで運転が可能かどうかは個人差によると思いますが、免許センターで試験を実施していたとしても、死亡事故が高齢者ドライバーによって頻繁に起きてしまっていますので対策が不十分と言わざる終えません。ある程度の年齢に達した場合は免許返納を義務化すべきだと思います。

高齢者ドライバーの事故による被害者、遺族を出さないためにも今すぐに制度を見直しを実施すべきじゃないでしょうか。

【統計データ①】免許保有者10万人あたりの死亡事故件数推移

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この表は免許を持っている人10万人のうち何人が加害者になったかを年齢層別で表示し、10年間の推移をグラフにしたものです。

この表によると、全部の年齢層で死亡事故の加害者になる件数が減っているのでとても良いことだと思います。

注目すべき点としては、過去10年ずっと16歳から19歳と80歳以上の死亡事故件数が他の年齢層に比べ倍以上の件数起きているということです。

【統計データ②】1年間の年齢層別の死亡事故件数を見てみましょう。

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この表は免許を持っている人10万人のうち何人が加害者になったかを年齢層別で1年間分のみ表示しているものです。1番多いのが85歳以上、次に多いのは16歳から19歳、次に多いのが80歳から84歳となっています。

この表を見ると、免許を取らせる年齢が早すぎるのではないかと言うことと、免許返納は80歳より前にするべきではないかということがわかると思います。

【統計データ②】では、全体の死亡事故件数はどうなっているのか。

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年齢層別に免許の保有者数が違うのでこの表は単純に死亡事故の件数推移をグラフにしたものです。

各年齢層で減少傾向にある中、80歳以上の方が起こす死亡事故の件数は200件を超えてさらに上昇傾向です。16歳〜19歳の件数が減ってきている要因としては若者の車離れが要因と言えると思います。

この表から言えることとしては、80歳以上の高齢者が運転をしなければ少なくても200人強の命が奪われないで済むと言うことと、免許の年齢を20歳以上まで引き上げれば合計で毎年400人以上の命が奪われなくて済むということがいえます。

【まとめ】やっぱり免許制度の見直しが必要

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これらの統計データから見えてくる内容としては、死亡事故自体は減少傾向だが、19歳以下の若者と80歳以上の高齢者の死亡事故率はかなり高いため、すぐに免許制度の見直しが必要なのではないかと思います。

「うちのおじいちゃんが運転をやめてくれない

事故を起こすかもしれないと言う不安を抱えたまま、説得に応じない高齢者を抱える家族も少しでも解放してあげられる免許制度になってほしいと思います。

【参考】平成27年中の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況について

www.e-stat.go.jp

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