普段やっているJリーグは毎週ニュースにもなるしなんとなく知っているけど、天皇杯ってなんなの?と思っている人は結構いるんじゃないでしょうか。
天皇杯について詳しくなって元日開催の決勝戦に向けて観戦の予習をしていきましょう。ちなみにテレビ放送は2020年1月1日、NHK総合で14時35分からなのでお忘れなく。
【まとめ】天皇杯ってどんな大会?
天皇杯は1921年に初開催し、途中戦争などで中止の年もありましたが今年で99回目になるほど歴史のあるサッカーの選手権大会です。出場できるチームはJ1の18チーム、J2の22チーム、各都道府県代表47チームの計88チームが出場します。
ノックアウト方式で、最初から最後までトーナメント戦なので負けたらそこで終わり、最後まで勝ち続けたチームが優勝となります。
大会の日程としては5月25日に開幕し元日に決勝戦を迎えます。
【賞金】優勝賞金っていくらなの?
優勝したチームにはチーム強化費として1億5,000万円、準優勝で5,000万円、第3位で2,000万円が与えられます。良い選手をとってきてチームを強くしていくために喉から手が出るほど欲しい金額です。
同時に天皇杯優勝というタイトルも手に入るので、各クラブ誇りをかけて戦います。J2チームや各都道府県代表チーム、大学勢がJ1チームを倒して優勝すれば、選手にとってもサポーターにとっても大きな自信につながりますし。J1チームにとっても、プレッシャーをはねのけて優勝することはとても名誉なことです。
【会場】新国立競技場での記念すべき試合
2019年の5月から開催され2020年の元日に決勝を迎えるこの天皇杯ですが、新しくなった新国立競技場でのスポーツイベントとしては記念すべき初開催となります。
この記事を書いている12月25日の段階で、すべての観戦チケットは売切れ。満員の観客のもと素晴らしい試合が見られることを楽しみにしたいですね。
天皇杯決勝のチケットが完売…満員の国立競技場で神戸と鹿島が激突へ#Jleaguehttps://t.co/QcO6QKoLav
— スポーツナビ サッカー編集部 (@sn_soccer) December 25, 2019
【歴史】天皇杯の歴史と歴代優勝チームについて
Jリーグの開幕前までは今のJリーグチームの前身となる企業チームや大学のチームが優勝したこともありますが、開幕後はJリーグのチームしか優勝をしていません。
ほとんどJ1のチームが優勝していますが、2011年に当時J2だったFC東京が天皇杯を制覇しています。
【見どころ】2019年決勝は鹿島対神戸
2019年天皇杯は法政大学がガンバ大阪を破るジャイアントキリングがあり、盛り上がりを見せていますが、決勝は鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸に決定しました。
ヴィッセル神戸のイニエスタは移籍の噂もあるため、この天皇杯決勝が見納めになってしまうかもしれません。また優勝争いをギリギリまでしていた鹿島アントラーズも実力十分です。2020年年初日ということもあり、いまからワクワクが止まらない管理人でした。笑
https://www.jleague.jp/emperorscup/2019
データに関しては、Jリーグ公式HP「J.LEAGUE.JP」より参照いたしました。